今後のウチの方針とかなんかそんな所…

コロナ急減!宿、再開なるか?

11月ですね。今年もあと2ヶ月を切りました。すっかり日も短くなり寒くなってきました。

前々回に、デルタ株何なん?もうゲストハウス無理じゃね?って書いたのに、今度は勝手にみるみる感染者が減って、ウィズコロナ通り越してゼロコロナ目前とかさぁ…、ホントデルタ株って何なん?振り回さないでもらえる?(笑)

ピリピリしてたこちらもすっかり空気は変わり、「まだ民泊やんないの?」「今あちこち貸別荘とかキャンプ場凄いじゃん。お前早くから良い所目を付けたのになんで休業してんの?」なんて言葉を頂くようになりました。みんな変わり身はえー(笑)

この辺で宿を再開しとかないと、まーた第6波来たら(来そうな気配いまんとこ無いけど)やれなくなりますからぼちぼち準備です。今回はその辺のお話です。

開業支援系の記事は非公開済、今後パスかけます

先日お伝えしました通り、「ゲストハウスを開業するには」カテゴリーの記事を昨日より全て非公開とさせていただきました。

ちなみに、以前にいくつかの記事について、「無料で公開するのは勿体ない」とのありがたいご指摘を頂き有料noteにした記事がいくつかありまして、それらを購入して下さった方に「特典」として、今回非公開にした記事のうち今も通用するであろう記事は今後も閲覧いただけるようにパスワード制にしていきます。
(もうあの有料noteから時代が変わってるので、せっかく購入いただいた方にももう当時の記事はあまり参考にならないだろうし、そのくらいの特典はつけてもいいかなと。購入された方達が今も開業を目指してらっしゃるかは分かりませんが…)

あ、普段付き合いある方でその昔の記事見たいって奇特な方いらっしゃいましたら、そのパスワード伝えますので個人的にDM下さい(笑)

まあ多分、また業界が盛り上がって気分がノればまたそんな記事書きますよ。
ただ今はどうにも業界が上昇できずにいて、私の気分も上昇できず、結局個室宿に変更するとか言ったものの、ドミトリー解体後はそのまんまになってしまっています…

客室ってより物置きですねこれじゃ…

ドミトリーの個室化は結局…

ドミの個室化、当初は「15帖ドミトリー」を「5帖×3部屋」にしようとしたんです。が、かかるコストの負担、個室化によるランクアップに伴う設備面のグレードアップなどと、今後の見通しの不透明さを天秤にかけると答えが未だ見えずヤル気がなくなっていました。
他にも理由として、当たり前ですがお金稼がないといけないので他で忙しいのもありまして…。

ただ、ちょっとヤル気の残るポイントというか、やろうと思ってる所として…
緊急事態宣言が明けてからそれなりに長距離ライダー風のバイクやチャリ旅勢を見かけるようになり、元々ウチはライダーハウスでは無いですがそういった方々の層が大半で、私自身がバイク乗りだし、ウチの開業当初は安房地域にそういった宿は無かったので(現在は許可無許可含めライダーハウスがあります)その層をあえて狙ってた事もあり、ここらで原点に立ち返る…じゃないですが、ウチの役目はもう「ライダー、自転車乗りのために特化する」でいいんではないかとも思ったわけです。勿論その他の旅人たちもウェルカムなのでライダーハウスは名乗りませんが。

で色々総合的に勘案(勘案した内容も書いてたんですが、読み返したら割と開業セミナーとかで使われちゃいそうな良い事書いてたんで企業秘密にしますw)し、出た答えは、

  • 2名個室 × 1
  • 1名個室 × 2
  • 4名ドミトリー × 1

これで行く予定とします。

これならドミトリーは以前の15帖ドミではやりづらかった個室対応もできますし、個室1室分の改装費用が削減できます。定員と収益は減っちゃうけどまあしょうがないかと。

ゲストハウスは辞めたけど、今後のウチのスタンスは?

そしてもう一つ思案してる事がありまして…
ゲストハウスを無期限休業し個室宿としてリニューアルとする事にしたのは前回記事でお伝えしていますが、結局4人ドミは作る事になります。

当初は全室個室化にする事と、コロナ対策としてあれこれお客さんに強要じゃないですけど色々協力してもらう事、共用スペースに交流の制限を設ける事等々を考えると、もうゲストハウスとは名乗れないな、という心づもりで(前々回記事にもボロクソ書きましたw)それは今も同じですが、やっぱりドミを作るとなると「いやそんな意地張らんでもゲストハウスでいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思います(いないかw)。

実はそのゲストハウス呼称問題について更に考えた事がありまして…

私は今41です。前のゲストハウスの許可を取った時は37でした。
30代ではまだまだ気持ちは若かったつもりだったのですが、40ともなると名実ともにもうオッサン真っ只中だなと。
血圧と体重は目下順調に上昇し、胃は常にもたれ、無駄に早起きとなり、前髪の後退に怯え、健康に気を使う毎日となりました。30代ではこんなの気にしませんでしたからね。一気に来ました。
そんなこんなでもう、私はゲストハウスというガラじゃないんじゃないかと、そんな事を考えはじめる昨今なわけです。私の宿づくりというか、ウチのコンセプト的にもどうしても同世代を意識してしまいますし、実際当時から40代、50代の方の利用も多かったので。

となると私が目指す所は、沖縄や北海道にありそうな、普段何で食ってんだか分かんない胡散臭いオッサンが経営する、採算取れてんだか取れてないんだか分かんない、良い意味で脱力してテキトーなスタンスのリゾート安宿、そんな所なんじゃないかと思うわけです(笑)
以前書いた葉山先輩の話、目指すところは完全にあのノリです(笑)
(まあこのコントは「いつまでも年齢不相応な所にモラトリアムをこじらせたまま先輩ヅラしてしがみ付き、ある意味伝説になっている先輩」という設定が面白いわけで今言ってる話と逆ですが、まあこのスタンスいいじゃないですか。ある意味40代の安宿オーナーに最も求められている素質かもしれませんw)

なのでドミを作りますがゲストハウスは名乗らないです。やっぱり何となく、「ゲストハウス」って響きは良くも悪くも本邦では若者感、キラキラ感に溢れてしまっていますから、もう私はそこは卒業で良いのではないかなと。
卒業っても意図してその界隈にいたつもりは無く、むしろ強烈にそういうキラキラした風潮を嫌悪してきましたが、まあ「ゲストハウス」という言葉の意味がこうなってしまったらしょうがないです。傍から見れば一緒のくくりです。だから「俺、もう次行くからよ…」と。

でも「館山ウィールズ」のネーミングは残す事にしました。
全室個室化でゲストハウス無期限休業を考えた時に全く違う名前にする事を考えていましたが、そういう上記諸々の繋がりという事で別の宿ではなく、館山ウィールズは「ゲストハウス」から「卒業・成長」したという事にいたします(笑)
(あとさぁ、山ほどステッカー残ってんのよ。名前変えたら無駄になっちゃうじゃん?w)

で、ネーミングどうすんの?

ただねぇ、その後に続くいいカテゴリー名が浮かばないんですよ。「旅人宿」とか「旅の宿」とか「民泊」とかで全然いいんだけど、てか最悪それで行くんだけど、もっと一言で分かりやすいネーミングないもんかなと。

このネーミングについてもアレコレ考察書いてたんだけど、これもパクられちゃったらムカつくほどなかなか良い事を書いてたんで消しましたよ(笑)
まあヒント的に言うと、某小規模ホテルチェーン店の名前なんてネーミング的には完璧ですよね。「アメリカのMOTELをお手本にした素泊まりのミニホテルチェーン、自由で経済的なロードサイドの宿」なんてキャッチフレーズも完璧にそれを補完してます。
え?何が完璧?ってのが消しちゃった考察ですが、それは自分でお考え下さい(笑)。これはほんと深く掘って書いたら有料級の情報ですからね。まあ察しよくピンと来る人にはこのヒントだけでも「なるほど!」でしょう(笑)
この言わば「旅籠屋スキーム(名前言っちゃってるw)」を私も考えて、ウチの宿「館山ウィールズ○○」の○○の部分を何にしようかな~と楽しい脳の使い方をしております(笑)

まあいまんとこ普通に旅人宿とか民泊とかの分かりやすい物になるセンが濃厚ですけど(笑)

ホントそう考えると「ゲストハウス」って言葉は便利だよね!てか便利な言葉に”されちゃった”よね。アタマくるよね。
ウチは地域おこしとか別に興味無いし、「旅を通してどうこう」とか意識高いコンセプトも無いし、場づくりとかも泊まる場所作ってんだからわざわざ言う事じゃないと思ってるし、「まあ…ハメ外さなきゃテキトーに楽しくやってください」って意識しかないんで、もう今の日本で「ゲストハウス」と名乗る事による外からの圧力というか見られ方というか、期待される事からも回避したいなってのもありまして。マジこちらご当地南房総はそういう系の方々多いし都会からも多数来る場所でもあるんでね。「俺そっち側じゃないよ」って意思表示の面も少しあります(笑)

しかしデルタ株、ほんと何なんですか!もうオッサン振り回さないで下さいよ!血圧高いんですよ!勘弁して下さい!

というわけでこのままコロちゃん小康状態を一日でも長くお願いしますよ。ではリフォーム作業にいってまいります。また進捗あればご報告します!では皆さまお元気で!