フロントも10インチホイールを付けてみた
(2022/3/29追記:とりあえず完成しましたよ~)
前回リアに10インチを仮付けし様子を見たベンリィCD50、リアホイール左右につけるカラーを注文したのですがまだ届かないため、フロントにも着手しようと思います。
前回の内容はコチラ
さあもう純正の足回りは取り外され、ステムが移植されちゃってます。
これ、実はダックス50用の中華製ディスクブレーキ化フロントフォークキット一式です。
ダックスとベンリィ(スーパーカブ)はステム長が一緒のため、付けるだけならポンで付きます。ただ、そこはやはり同車種では無いため、ちょっとした加工が必要になります。
|
こういうヤツですね。
さあ仮付けしたスタイルです。
スタンドが17インチ仕様の高さなので、ずいぶん前傾姿勢になってます。
水平にするとこうなるハズ。
どうでしょう?悪くないどころかカワイイ!
CD50はエイプと同じタンクなので、ぱっと見はエイプのようにも見えますね。
昔流行ったバンバンとかR&P、ノーティダックスなんかをスカチューンしてバギータイヤを履かせたカスタム、あれが私は大好きなのですが、近づいてきましたね!横から見て台形になってるのがカッコいい!
とはいえポン付けとはいきません
フロントは難なく付いたように見えますが、そこは一筋縄ではいきません。
こちらの画像をご覧ください。
ハンドルを切るとどこまでも切れてしまい、トップブリッジがガソリンタンクにあたっています。
これではタンクが凹んでしまいます。
普通バイクのステムにはハンドルの切れ角を制限するストッパーが付いているんですが、それがダックスとCD50じゃ全然カタチが違うんですね。
CD50用のステムにはこのフレーム側の凸部に当たるようにストッパーがあるんですが、ダックスには無い。そのためストッパーを付けないと、タンクがいくつあっても足りません(笑)
ハンドルを余裕のある位置まで切って上から見た様子です。
この辺りに切れ角を制限するストッパーを作り溶接しないといけません。
さらに気になる点も
このフロントフォーク、元々ドラムブレーキなのを中華マジックで無理やりディスクブレーキ化してるんですが、その際に多分ブレーキキャリパーの位置ありきで寸法を決めてるようで、なんだかタイヤがセンターに来てない気がします。
こちらがブレーキ側。
こちらはスピードメーターギア側。
左側の方が狭いんですね。
とは言えほんの数ミリですし、どうせエンジンボアアップしたって80km/h出れば御の字でしょうから少しくらいズレてたって問題ないっちゃないんでしょうが、気持ち悪いですよねぇ。
ホイールをセンターに持ってくるにはキャリパーの位置をずらしてホイールカラーの厚みで調整しますが、そうなるとキャリパーステーを作り直し、ネジ穴をミリ単位で削らないといけません。私旋盤持ってないんでそんな加工できませんから、これで諦めましょう。さすがは中華製コピー部品!中華クオリティ!って中国をバカにしてられるのもあと何年だろうなぁ。今すげー勢いで色々クオリティ上がってるからなぁ。日本の方が遥かにクソになったもんなぁ。
ちなみにホイールそのものは結構余裕あるんで、4.5Jくらいまでは組めそうですね。タイヤもこの5.40-10で多少余裕あるくらいです。
さらにもう一つの問題、ハンドルロックもダックスとCD50では違うので、その辺も考えないといけません。ハンドルロックなんて無くても良いのですが、無いと保安基準にひっかかるそうで。いくら車検の無い原付とは言え、さすがに40近い私はすべて合法でやりたいので(笑)。
前途多難ですが、一つ一つクリアしていきたいと思います。
次の記事はコチラ