早速ベンリィを10インチ化していきましょう!
前回の内容はコチラ
ダックス用の部品を使ってCD50を10インチ化
さあ10インチ化にあたり、こんな部品も揃えましたよ。
同じホンダのDAX用の中華製社外ホイール(3.25J)と、ブリジストンの原付用ワイドタイヤ「レクタングル2(RE2 5.40-10)」です。
このゴツゴツ、ムチムチ感がたまりません!
(2022.3.29追記:このタイヤは生産中止となったようです。モトラ純正タイヤとして有名でしたけど、もう手に入りません…)
ホンダのこの手のミニバイク、けっこう部品の使いまわし、流用が効く上に、今は中国製のパチモンパーツが豊富で、ネットで安く容易に入手できるのでリーズナブルに改造できて本当に良い時代ですね。
ただ、排ガス規制のせいでそのイジリやすいホンダのミニバイクが軒並み生産停止(モンキー50とかゴリラ、ダックス、このCD50も生産中止)になっちゃいましたけどね。同じ形で50年くらい作られ続けたバイク達が、排ガス規制のために生産中止。仕方ないんでしょうが、寂しいです。
昔モンキー50を3万で買って、カスタムしてボアアップしたりして、また3万で売っちゃったんだよなぁ。アレ当時は損せず楽しめた!って思ってたけど、今持ってれば15万くらいで売れたんだろうなぁ。損したなぁ。
早速組み込みです
当たり前ですが、随分太さが違いますね。
とりあえず仮組。
おっ、入った入った!イイ感じですねぇ。エイプとかバンバンみたいでカッコいい!
ところがやっぱり他車種流用は一筋縄ではいきません。
ブレーキパネルを止めるトルクロッドの付け根が干渉してます。これじゃタイヤが回りません。そりゃそうですよね。2倍以上の太さのタイヤを履かせようってんですから。
ホイールの方はまだまだ余裕があるんで、4.0Jくらいまで行けそうですね。
こんなもんは後でどうにでもなるんで、カットしちゃいます!
金ノコでギコギコ。
んー、まだ当たるなぁ。こりゃ全部カットでトルクロッド作り直しっすね。
とりあえず仮組したイメージ画像。ホイールは17インチから10インチとかなり小径になりましたが、5.40-10だとタイヤの外径はそんなに変わらないんですね。
今後の課題
でもちゃんと10インチ太足タイヤが入る事が確認できただけでも良かったです。
左右に5mm程度のカラーを入れれば、チェーンラインもギリギリ大丈夫そう。
ただ問題は、このCD50とかスーパーカブって、スイングアームのアクスルシャフト取り付け部分の穴が、右側は12mmなのに、左側がなぜか14mmで、2重ナットになってるんですよね。この部分を14mm→12mmに変換するスペーサーも作らないといけない。厚み1mmで外径14mm内径12mmのスペーサーを探さないと。