ゲストハウス運営の1年間で感じた事・ゲストハウスを取り戻す!

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雪予報の連休、迎えた1年

今回の記事は毒少な目。ただの振り返りです(笑)

この連休は関東全域で雪だそうですね。館山も雨のち雪の予報です。

このところは全くお客さんが入らず、ライダーさんやチャリダーさんの当日予約を当てにしていた当宿ですが、この天気じゃそれも期待できなさそうです。

というわけで2/9の予約分を持って一旦受付終了と言いましたが、実質は今朝チェックアウトされたお客様で終了、の気配が濃厚となっています(笑)。

昨年1月に営業許可が下り、2月より運営開始、本格稼働は3月からでした。

最初の頃は右も左もわからず試行錯誤の日々、そのうちGW、夏と繁忙期の忙しさからも色々経験を得て、そして迎えた閑散期のヤバさに直面。たった1年ですが、なんとなーく色々分かってきました。

閑散期に入ると同時に私の経済状況が悪化、結局ゲストハウスを潰す事にし、少し収益性を上げるため今のゲストハウスは一棟貸しの貸コテージとして来週一杯でちょこちょこ手直しし再稼働の予定です。

既に貸コテージ化へ向けて、一足早く3名ドミトリーは間仕切りを撤去、トリプルルームとなっています。
 

 

ゲストハウスは辞める予定だったのが、ひょんなことからイイ感じの物件を借りられる事になり、また市内になんかウチ以外にもゲストハウス作ってる人もいるってんで、まあ先駆者として私が続けないわけにはいかないだろう(笑)、との想いや、続けてくれ、やめないでくれ、というお客様の声に本当に感激し、皆様あっての商売、旅人のためにやらなきゃいけない!という使命感で「やります!続けます!」という想いなんですが、まあリフォームと届出に時間がかかりそう。いきなり建物的なNG出たりと、このままスムーズに行くとも思えないし、まあどうなりますことやら(笑)。

たった1年でしたし、こんな刺々しいブログなんか書いてましたが、本当に良いお客さんばっかりで有りがたく、感謝しきれない気持ちでいます。ゲストハウスやって良かった。


いつも受付から眺めてた共用スペースのこの景色も見納めです。色んな人が来て、色んな事があったなぁ、とおセンチになります(笑)。

ゲストハウスを旅人の手に取り戻す!

そんなこんなでお客様には感謝してもしきれないワケですが、業界内に目をやれば、どこも厳しいとか儲からないとか景気の悪い話ばかり。それなのにキラキラしまくる声のデカい人達の発信でゲストハウス業界は過去最高の迷走っぷり。

オミットだかコミットだか知りませんが、あれ何ですかね。アベマTVに出てきそうなメンツ揃えて、一体ゲストハウスをどうしたいんでしょうね。

「フリーランスでアドレスホッパー」、これ日本語にすれば「職業不詳 住所不定」って事ですよね?

この流れを見るに来年は、「ゲストハウスで金儲け」のテーマで、イケ○ヤ氏とか、はあ○ゅう氏を登壇させ、マネタイズについて語る、経営の苦しいゲストハウスの売り抜け方、開業志望者オンラインサロンとかやりそうです。

ホテルプロデューサーの女性とか、星野リゾートの若者向け施設なんかにもゴソッっとお客持ってかれそうなこのゲストハウス業界、特にキラキラ系、本来の立ち位置に立ち返るのが良いんじゃないですかね。ホステル・ゲストハウスは「旅人宿」ですからね。キラキラも程ほどに、ですね。

私も原点を忘れずに移転作業を頑張ります。で、ゲストハウスを旅人の手に取り戻す!

っていうのは、先日ウチのリピーターの旅慣れたお客様が「最近のカプセルホテルみたいなゲストハウスはつまらない、英語は話せないけど、あの外国語が飛び交いガヤガヤしてる所にいるのが好きなのに。」と言ってました。「そういう所にいる日本人のお客さんってよく分かんない。」とも。その方はこのブログも読んでなさそうだし、コッチが振ったわけでもないのにそうおっしゃられてました。

まあそういう所は旅人では無く、カプセルホテルとかビジネスホテルで良いような層が泊ってるんでしょうから、「ゲストハウス」を期待して行った旅人がガッカリするのはさもありなんなんですが。

カプセルホテル型のつまらないゲストハウス、「経営者」として成功したい人達とか投資家連中がそういう箱やってる傾向にありそうです。
ゲストハウス好きなお客さんがつまんないって言ってます。これで良いんですか?
旅人置き去りにしてゲストハウスを名乗っちゃいけませんよ、という事が、お客様の声からも実証された形となってます。私間違ってなかった!!(笑)

営業終了まであと1日、予約はゼロ(笑)

というわけで残り1日、雪なら客は来ないでしょうが、頑張りたいと思います。←何を?

では次回は営業終了後にお会い致しましょう!

お泊まりいただいた皆様、こんな闇しかないブログを閲覧いただいた読者様、絡んでいただいた業界関係者各位、ありがとうございました!

次期ゲストハウス予定物件は営業できるかまだ確約はできませんし、リフォームすら全く進まずこんな状況ですが、

一棟貸し宿のオーナーとして宿業界にはこれからも身を置きますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど4649お願いいたします。

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