シェアリングエコノミーって日本に根付くのか?

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シェアエコは多分日本に根付かないかも…

シェアエコが日本に根付かないと思われる理由

  1. 流行すると金儲け連中がハイエナのように群がり業界が焼け野原になり規制が入り終了!
  2. 手続や登録がクソ面倒くさい上にトラブル処理は個人持ち。
  3. 借り手側にセコイ連中が出てくる、シェア意識じゃなくお客様意識
  4. シェアエコの先駆者が脚光を浴びると意識高い系が絶賛してマネするから見てて痛々しい
  5. 何より自分の家が欲しい、車が欲しい、他人と一緒とか無理

1.流行すると金儲け連中がハイエナのように群がり業界が焼け野原になり規制が入り終了!

本来のシェアエコからどんどん離れていくAirbnb

シェアリングエコノミー、シェアエコ、流行ってますね。流行ってるだけで、なんだか実生活では全く実感がわかず、ただ一部の「意識高い」人達が口にしてるだけな気もしますが。

ゲストハウス界隈でも一部意識高い系な人達がよく口にするシェアリングエコノミーですが、宿泊業界でシェアエコと言えば、Airbnbが真っ先にあげられます。

Airbnb、全盛期は5万2千件を超える物件登録がありましたが、ご存知平成30年6月の民泊新法の施行により、1万6千件(76%減)にまで数を減らしました。

あれは正規の旅館業法許可を取得せずに貸別荘、ウィークリーマンション紛いな事をして違法民泊で荒稼ぎする連中が出て来て犯罪の温床のもなったりとトラブルが続出、地元住民や旅館業からの反発も強かったために規制されてしまった(元々民泊にグレーなどなく、金を貰って人を泊めた時点で全て旅館業法の許可が必要でした。)んだと思うのですが、わざわざ物件を作ってまで違法民泊やっていたとなったら、それはシェアエコでは無いですよね。

本来は自分の使ってない、空いてる部屋とか別荘を貸してちょっと小遣いが入れば良いね、みたいなスタンスで始まったものですからね。それがシェアって事でしょう。
その事を裏付けるかのように、民泊新法も自分が住んでる家での民泊は許可を取りやすくなっています。
ただ、許可が取りやすいとは言っても、結局は都道府県と消防を相手にしないといけないわけで、書類を旅館業法以上に揃える必要があったり、結局消防の立ち入りは必要だったりと、始めるまでのハードルは普通の人からしてみたら高いワケです。本来そういった需要が多そうな東京や京都などは上乗せ条例が課され更に面倒になっているようです。

Airbnbについては民泊許可、旅館業許可番号の提出が必須となった事で、なんだか本来のシェアエコ的な所から離れて、ただのOTAになってしまった感あります。

私も、「俺のアパート部屋が空いてるから泊りなよ!一緒に飯食おうぜ!」というスタンスの民泊には反対しません。そんなのは許可も要らずどんどんやれば良いのにって思います。まあそれで金取ろうってのもアレですけど(カウチサーフィンで良いと思います)。
というワケで、普通の民泊をやるなら民泊新法は厳しすぎ!

ただ一方で、許可も取らずにゲストハウス紛いな物件を作って安宿をやっていた連中や、マンションの一室を丸ごと貸して収益を得ていたような、「民泊」という言葉を悪いイメージで世間に定着させてしまった連中、業者、投資家に対しては否定的な感情しかありません。潰れて良かった。民泊新法万歳です。

そして、休暇中だけ使う別荘を使わない時遊ばせてても勿体ないからシェアしよう!って事例、これは投資というより正統派のシェアエコで、Airbnbで民泊と言えばこれが主なイメージとされるくらいの事例だったんですが、これを全面解禁すると投資家連中の違法民泊と区別つかなくなるので、継続的(年1回であったとしても)に住んでいるならOKとしましょう。ただし実際に使ってるっていう証拠の提出と、ちゃんと管理業者を入れてね、っていう着地点に落とした。
結局は管理業者なんか入れたらコスト面で厳しくなるんで、実質出来なくなったと言う事ですね。その分旅館業法の方を緩和した(ホテル・旅館の部屋数撤廃、簡易宿所の面積、玄関帳場の緩和)んで、やるなら旅館業法でやんなさいよっていう、まあ法律ってよく考えられて作られてますよ。

この期に及んで民泊新法が厳しすぎる、緩和しろ!とか言ってる輩が居ますけどね、それも大そうな講釈を毎日のようにツイートしてる宿関係の方で。ちゃんと法律読んだ方が良いよ?結構自由に出来るよ?アンタの言ってる事例は旅館業法でやるべき形態だよ?専門家なんでしょ?って思いますけどねぇ。

つーわけでAirbnbの事例からシェアエコを見ますと、日本ではシェアエコ的な物が入って流行すると、なぜか金儲けしようと企む連中(企業、投資家、一攫千金を夢見る連中)が大挙して群がり、その最初のコンセプトや業界を知らずにルール無用で荒らしまくり、最終的にトラブルとなり公的な規制が入り、ルール順守してた方や真っ当に営業してた業界全体が迷惑し、投資家連中は荒稼ぎし逃げて終わるという流れを辿るんですね。

これはどんな事でも共通の日本、てか資本主義の悪い癖なのかもしれませんね。

2.手続きや登録がクソ面倒くさい上にトラブル処理は個人持ち。

さてAirbnbの項目でも書きましたが、今現在日本で立ち上がっているシェアリングエコノミー関係のサイトとか、何するにも登録、届出が面倒クサイ事極まりない!

Airbnbは前述の通り面倒臭い事極まりなくなりました。なんせ旅館業許可か民泊の届出が必要なんですからね。もはやシェアじゃなくて業務です(笑)。現状で管理業者不要の自宅でやる民泊などはもっと法律を緩くする、貸別荘などは管理業者は資格不要、消防設備は家庭用OK、ただし年間稼働日数は90日(旅館業との整合性を取る)みたいにしないとシェアエコとしての普及は無いでしょうね。Airbnbは今後もOTAのまんまだと思います。
まあ旅館業で宿やってる方からしてみたら、正直宿業界はシェアエコなんて普及しなくて結構です(笑)。あ、普及しない理由に業界の反発ってのもありますね。

で、メルカリとかのフリマアプリはそこまで面倒ではないですが(フリマアプリは果たしてシェアなのか?というのは置いておいて)、Airbnbと同じような「資産」である「車」を取り扱うカーシェアリングのアプリなどはやはり面倒です。

カーシェアリングアプリの登録の面倒さとリスクのデカさ

こっちは田舎なんで、車って1人1台どころか2台持ち、家族4人なのに3台持ちとかもザラなんで、車が車庫で遊んでる時間が多いんですよね。私も1台空いてる車があるんでカーシェアリングアプリのエニカというDeNAがやってるやつに登録してみたんです。

結果登録は出来たんですが、まあ面倒くさい。購入価格だの走行距離だの、写真だの何だの登録して、紹介文を作って、これ保険とかどうなるの?貸すときのやり取りどうするの?とかもイチイチヘルプページ見て調べて…。気軽にやれる物ではありませんでした。そして全て登録し終わったのに、車の方は(情報確認中)と表示されたままでシェア開始には至らず。

しかもこのカーシェアリングアプリ、エニカ以外にもいくつかあり、ドコモがやってるのもあるそうですが、結構法的にグレーなんですよね。
レンタカーでは無く、あくまで共同所有、レンタル料ではなく共同維持費という形をとる事で「レンタルではなくシェアですよ」という逃げ口上なのですが、実態は個人レンタカーですよ。

だって共同所有なら借り手側も整備とか点検しなきゃいけない。本来は所有者も借り手が使用する時は借り手が整備や点検、洗車をするべきなんでほったらかしで良いはず。なのに車はちゃんと管理、整備するようにされてるのは所有者側なんですね。実態は所有者が借り手に貸して金を貰ってるだけ。
逃げ口上としては、車の購入額と維持費から計算した代金を払う事で、所有者に整備や管理を委託するって事なんでしょうが、まあ不特定多数に貸し出しちゃってる以上苦しいですよね。
そして万が一の事故の時は保険が一応ありますが、細かい所は個人間で解決してね、なので、廃車になるような事故起こされたり、交通違反やられたりしても逃げられちゃえば所有者の泣き寝入りでしょう。

これ現状は特にトラブルとかも無いから放置だけど、何かあったらそのうち規制入るだろうなぁ。

というわけで、サクッと登録してサッと貸し借りできる、万が一のトラブルもルールがあって仲介サイト側で解決してくれるからオーナーも安心!っていうのが理想ですが、イチイチ登録だの審査だのに時間取られて結構面倒くさい。オマケに大手がやってる割りには結構グレーゾーン。色々登録時に入力した割には事故やトラブル対応も結局当事者同士の解決が基本だし、その時のリスクは貸し手、所有者側の方が大きい。
多分事故とかあったらクッソ面倒くさくなるのは目に見えています。シェアエコアプリの会社はそこに介入して欲しいんですよねぇ。そこを何とかしてくれよ!と。

シェアの代表格である「家」と「車」がこの状況です。これでは普及しませんよねぇ。

どこの誰とも知らない人に資産を貸すんですから、シェアする事で当然生じるであろうリスクまで胴元が保証してくれないと、貸す方は安心して貸せません。

だったらちょっと頑張って予算使って、正式にレンタカー許可を得て「わ」ナンバー登録して自分でやっちゃえば?みたいになっちゃうんですよね。もっとサクッとシェアしたいのに。そうなるともうAirbnb民泊と同じで、業務ですよ。シェアじゃない。

まあシェアエコ絡みのアプリに限らず、ネットを使って仲介してピンハネする会社・業種は大体そうなんですが、盛大にピンハネするクセに、トラブルがあっても知らぬ存ぜぬですからね。
旅行サイトで本当に痛感しました。今回楽天トラベル・Booking.com、Expediaの3社が独占禁止法違反の疑いで立ち入りが入りましたが、ザマミロですね。

ピンハネ野郎が一番儲るのはなんだか現場で働く労働者、経営者としては納得いきませんが、皆さんはどう思いますか?って話がずれましたね(笑)。

ずれたついでに余談ですが最近は「ゼロマージナルコストエコノミー(限界費用0社会)」なんて言う言葉もあって、いわば費用ゼロで立ち上げて金儲けしようとか、0円で循環する社会とかいうよく分からん意味らしいですが、シェアエコの胴元ってこれに近いらしいんですよね。Airbnbだってシステムを提供するだけで、結局物件は自分で持ってないで他人の物件と使いたい人同士をマッチングして両者からピンハネするんですよね。ユーチューバーとかインフルエンサーなんてもの他人のシステム上でフリーライドして金を稼ぐからそんな感じですかね?よく知りませんが。ゲストハウスが流行ってるから、ゲストハウス評論家とか、ゲストハウスアイドルとかやって稼ごうとするのもソレかな?まあ後者は誰にも迷惑かけませんから良いですが、問題はピンハネ野郎です。許容範囲、正統なサービス提供の上でのピンハネなら良いんですが、最近はどうも納得いかないピンハネが多いですよね。

シェアエコを流行らせたい勢力の中に、そういったピンハネ野郎、多いかもしれませんねぇ(笑)。

3.借り手側にセコイ連中が出てくる、シェア意識じゃなくお客様意識

シェアリングエコノミーって、使わない時はオトクにシェアし合って、所有者も収入になる、利用者は安く借りられる、結果win-winみたいな感じなんですが、この「オトク」という文言にやたらと反応して、過剰なまでにコストパフォーマンスを追及する面倒くさい輩がいるんですよね。ネットスラングで「コスパバカ」「コスパ厨」なんて言われてます。
そういった連中にばっかり利用されちゃうと、面倒だし嫌になって誰も貸す人なんていなくなってシェアエコなんてのは崩壊するでしょう。

ゲストハウス界隈で見られるコスパ厨からシェアエコを考える

ゲストハウス界隈も泊り放題のサブスクリプションサービスなんてやってて、あれも一種のシェアエコなんでしょうが、ゲストハウスって元々がバックパッカー向けの安宿なワケです。
バックパッカーってのは宿泊費がどうしてもかかりますから、だったら設備をとことん簡素化して、その分お安くしましょう。ってのがゲストハウスなワケです。経営者も元バッパーなんて人が多いワケですから旅人目線での値付けなわけですね。

しかしその「安さ」につられて、バックパッカーでもないビジネスマンや値段しか見ないいわゆる「コスパバカ」「コスパ厨」と言われる連中が紛れ込んでトラブルになるという事例、かなり聞きます。

「もともとがバックパッカー用の安宿ですよ、だからアメニティなんか一切ないし、店員の丁寧なサービスもありませんよ」という大前提での上での安値なのに、それを理解せず「タオルは無いのか?」「なんで相部屋なんだ?」「店員は一体何してるんだ?」とか言うアホが後を絶たないそうです。そういう手合いに共通する事、それは「値段」だけで選んだ連中です。コスパバカですね。「値段なり」「安かろう悪かろう」って言葉知ってます?って感じです。

コストパフォーマンスという言葉は本来「安くて良い物」という意味だと思うんです。お値段以上ってヤツですね。「お値段なり」の物が基準としてあって、それ以上の質なのにお値段同等ってのがコスパなんです。ところが彼らはそれを誤解して、「安い物でも良い物でなければならない」となっているんですよ。だから変な事をいうワケです。値段なりの物、質を下げて安くした廉価品、ってのが彼らの頭の中には無いんですよ。
正直ゲストハウスで個室でアメニティつけたら1泊5000円くらい貰いたいですよ。それをドミトリーと同じ2500円とかで求めてくるんです。アホですね。

ちなみに値段なりとは言ってもバックパッカーにとってみたら不必要なサービスが無い上に安い、オマケにバッパー同士で旅の情報交換もできると、十分コストパフォーマンスが高いわけです。
バッパー向けに最適化された宿なんですから、そりゃバッパー以外にはただの苦痛な安宿です。この辺もコスパバカには分かんないんですよね。

田舎のおばちゃんママが一人でやってるようなスナックの1時間3000円くらいの飲み放題に入って、「ここには何で露出の高い着飾った若い女が居ないんだ!タバコに火を点けないのか?隣でお酌しろ!アフターは行けるのか?」なんてキャバクラみたいな要求する人は居ないのに(あ、いそうだな、まあ例えとしてw)、なんでゲストハウスになると理不尽な要求する人が出て来るのか。まあゲストハウスという宿泊形態が一般に馴染んでないからとも言えるんですが。
まあこういう連中はいくら予約サイトの説明書きに「ゲストハウスとは」みたいな事書いても読みませんし、そんな事知ろうとも調べようともしませんから、この不毛な闘いは延々続くでしょうね。最近はそれでもゲストハウスの知名度が上がってきたから少しは減ったのかな。

ちなみに値段で選んで来たくせにあれが無いこれが無いと文句言うヤツは、大体マナーも悪いんですよね。値段とマナーは比例します。共用なのに占有したり、後に使う人の事を考えなかったり。コスパコスパいう位ですから、コストカットされるにおいて自分や他人が被るべきコストなんて考えません。自分さえ安けりゃ、自分さえよければ良いって人が多くなります。なのでマナーもクソです。面倒クサイですね。

というわけでシェアエコが少し広がって、「何か安く借りられてオトクだよ」なんて噂が広まると、こういうコスパバカ共が大挙して押し寄せて理不尽ないちゃもん付けまくって、マナー無視で汚したり壊したりして、所有者が嫌になって値上げしたり閉鎖的になったりするんじゃないかと。
ゲストハウスなら閉鎖的でも結構ですが、シェアエコはこれから広がっていこうというのに閉鎖的になっちゃダメですからね。これも課題だと思いますよ。

既にフリマアプリじゃこういうアホ、沢山いますよねぇ。新品並みの物をジャンク並みの値段で買おうとするヤツ。ヤフオクで送料別5000円で出品してるのに「2000円送料込みでお願いできませんか?」「メルカリでは2,500円で送料込みでしたけど」とか普通に質問来ますからね。○ねば良いのに!っていつも思ってます(笑)

あ、ヤフオクって15年くらい前からありますが、最初は有料会員じゃないと出来なかったりクレカ登録必須だったりでハードルが高くて民度も高かったんですが、モバオクという若者向け携帯オークションアプリが出て、敷居が低いからまあ民度の低い連中が出てきて、ヤフオクもモバオクに脅威を感じ改悪してハードルを下げたんでモバオク民が流入してヤフオクの民度低下を招いたり、最近じゃメルカリのせいでヤフオクがおかしくなって民度も絶賛低下中ですよね(笑)。
悪貨は良貨を駆逐しますね。シェアエコもそうなりますよ、絶対!

シェアなんだからサクッと借りて壊れててもしょうがないで片付けることができるか

コスパ厨とも被るんですが、日本人に多そうなのが、シェアなのにお客様意識のまま利用する人達ですかね。

前述のエニカなんてまさにそんな感じっぽいなんですが、シェアなんですから、汚れてたり不具合があったりしてもそれを納得の上で使う、借りる、何ならシェアなんだから借り手側で補修してあげるなんて意識になればうまくいきそうですが、結局所有者側が貸す物の管理に最善を尽くさないといけない。

車だって空いてるときにサッと貸し借りするってのが「シェア」のイメージですが、エニカだと大体が貸すたびに洗車してガソリン入れて借り手の希望する駅まで車を運んでなんてやってます。もうサクッとシェアしたいのか、レンタカー業務をやってるのか分かんなくなってきます。

それをしないと借りた方が、やれ洗車してないだの中が汚いだの、しまいにゃキズがあっただの型遅れだの遅いだの、シェアするにあたり関係の無い事まで言い出しそうです。日本人ってお客様意識がかなり強いし、経営側とか運営側の妥協が許せない人達ですよね。そのお客様は神様です意識のなれの果てが前述のコスパバカ、コスパ厨なんでしょうから、日本でシェアエコが根付くのは遠そうです(笑)。

なんかそう考えると結局、個人間でサクッと物の貸し借りをするようなスタンスでのシェアリングエコノミーってのは難しいような気がします。
大手がまとめて車なら車を用意して、会員登録した人がサクッと借りて使ったら返す、みたいなのしか残らない気がします。それただのレンタカーwww

外国みたいに店員が仕事中にスマホ弄ってたり、立ち話してるのが当たり前の国ならスムーズでしょうが、救急隊がジュース買っただけで騒ぐような連中のいる国で、個人の使ったままの物をシェアしようとなった時文句言わず「安く借りられて良かったよ。君は良い物を使ってるんだね」ってなる人って絶対いませんよね。
「人に貸すなら最低限掃除くらいするべきです!」とか、「物は良かったのですが、オーナーさんが受け渡しの時にタバコを吸っていました。私はタバコが嫌いです!」とか大した金も払ってないクセにレビューに大真面目に書かれそう。評価する所そこじゃねぇだろ?みたいな(笑)。

こんな国ではシェアリングエコノミーは広がりそうにありませんね(笑)。

4.シェアエコの先駆者が脚光を浴びると意識高い系が絶賛してマネするから見てて痛々しい

はいこれね。このブログでゲストハウス界隈のキラキラ開業志望者をDISりまくってますけど、あんな手合いの事です。

最近、ゲストハウス界隈でサブスクリプションサービスが出て来た事と、アベマTVなんかで盛んに取り上げたからか、「アドレスホッパー」を名乗る連中がポツポツ出てきてますよね。アドレスホッパー、つまり住所不定。家はシェアで賄う、正にシェアエコの先端を走る人たちですね。

まあ本気で気合い入った人達(先駆者的な人達ですね)は大丈夫でしょうが、あれに影響されたワナビー後追いフォロワー君たちは、近い将来行き詰まり安いアパートを探す事でしょう。だってあんな生活誰もができるもんじゃないもの。

言うなれば、ゲストハウスをやりたい!って人は山ほどいて、現にゲストハウスは増えまくってるけど、わざわざ「ゲストハウス開業準備中」を肩書に付けてる人がその後開業へと至る率ってのはかなり低い、ってのと一緒ですかねぇ。
何が言いたいかと言うと、アドレスホッパー的な生活をしてる人はライフスタイルがそういう風なんであって、肩書を名乗ろうが名乗るまいがアドレスホッパーなんです。フーテンの寅さんの現代版。
ところがそんなインフルエンサーに憧れちゃった後追い野郎はまず「アドレスホッパー」を先に名乗って家を捨てて放浪生活を始めちゃいます。カタチから入っちゃう。中身が無いんですね。
仕事なり収入源なりがあって生活が出来て、その中で「あれ、俺の生活なら別に家要らないよなぁ。だったらシェアで良くね?」となってアドレスホッパーにならないと厳しいわけで、いきなり「アドレスホッパーになる!」ってなっても、お前仕事どこから通うのよ?結局職場近くのゲストハウス転々としてるなら、アパート借りた方が安くね?なんてなっちゃうよなぁ、と。

ゲストハウスもそうで、本気でやりたくて本当に開業する人は開業準備中と名乗ろうが名乗るまいが、物件探し、許認可申請、リフォーム作業とそればっかり行動、発信するんで、回りも進捗がわかるし力になってくれる人も多い。生活が既にゲストハウスの開業のために動いてるから、開業準備中とか自分で言わなくても良いわけです。

でも積極的に「開業準備中」を名乗っちゃう手合い、何も準備してないクセに開業準備中とか言っちゃう手合いとでも言いましょうか、そんな人はゲストハウスと関係ない事ばっか発信したり、キラキラと出来もしない理想を語るばっかりだったりで、自身のゲストハウスの計画とやらは一体どうなってんの?って人が多い。何もしてないクセに(2020年春開業!)とか書いちゃってたり。まず物件の図面を書こうか。保健所に行こうか。え?物件すら決まってない?駅前行って空き物件探して来いよ!と諭したくなりますよ。

まあこういう人達は、現実が見えてないか、見る気がないか。中身よりスタイルを重視するタイプですね。そのスタイルを実現できれば良いんですが、なぜかそこへ至る一歩すら踏み出そうとしない。おまえ黙ってりゃ空から旅館業許可書が降ってくるワケじゃねえんだぞ?と言いたくなります。

まあゲストハウス絡みはいつものDISりまくりな話になってしまいますが、でも本当に多いんですよ、ゲストハウス界隈に限らずこのスタイルから入るタイプの人達。

で、みんなそういう人達の事は「意識高い系」とか言って内心バカにしてるんですが、「シェアエコ」なんて言葉にもそんな雰囲気というか、それ系のクラスタが寄って来てるような気がして。

で、危惧される事は何かと言うと、「シェアリングエコノミー」という言葉が「ゲストハウス開業準備中!2020年春開業予定 (ただし物件すら決まってませ~んw)」みたいな感じの、本気でやってる方からしたらプププっと嘲笑してしまうような「意識高い系」な言葉にならなきゃ良いけどな、って事ですね。

一般の人にシェアエコが広まろうとしたその時に、シェアエコと言うとキラキラしたアホの発信ばっかりが耳に入ってきたら、「なんだこれ?アホが飛びつくシステムなのか?だったらやらなくて良いわ。」ってなったら嫌だなぁ、と。ゲストハウスはまさにそうなってますからね。

5.何より自分の家が欲しい、車が欲しい、他人と一緒とか無理

もうね、これに付きますよ。

人間自分が自由に占有できる物、特に家、車といった生活空間ですね、それは自分専用の物、慣れた物が一番使いやすいんですよ。

ミニマリズムは大変共感しますし断捨離とかある程度は必要ですが、家まで捨てちゃうのはちょっとねぇ(笑)。家賃3万のボロアパートでも自分の城はあった方が良いけどなぁ。

私もシェアエコに興味はあれど、結局何するにも自分の物が欲しいんですよね。それこそ旅行先の宿とか、たまにしか使わない道具類なんてのはシェアとかレンタルで良いですが、家、車に関しては自分の物が良いです。

慣れた物だし、自分好みにカスタマイズできるし、何より気を遣わなくてすみます。使いっ放し、壊しっぱなしでも別に誰にも怒られない。

今の若い子達はシェアエコと相性よさそうですが、その中身は結局金が無いからシェアで済ませれば良いや、って意識も大きいんじゃないですかね。金さえあれば自分の車、欲しい人も多いんじゃないですかね。

とはいえ価値観なんて5年で変わりますからね

さてここまでシェアリングエコノミーについて普及しない理由を考察し否定的に書いてきましたが、私個人的には気軽に色々シェアできるようになれば便利だしシェアエコの普及には賛成です。

現在旅館業法許可の下で貸別荘経営している身としては、宿泊に関するシェアリングエコノミーには大反対ですが、それだって時代の流れでもし民泊とかシェアハウスがもっと普及すれば(しないだろうけど)、法改正されて旅館業者の方が淘汰されていくかもしれません。まかりまちがってポールシフトじゃないですが地球がぐるっとひっくり返って、日本中の労働者が多拠点生活できるようになったらそれは当然の事となりますから(ならないでしょうけどw)。

タクシーなんかはライドシェアとかに大反対してますけど、あれこそ旅館業以上に淘汰されていくでしょうね。現状はまだまだ発展途上ですが、ライドシェアとかカーシェアリングは潜在的な需要がかなりあるでしょうし、そもそもAIを使った無人運転車両が出てくれば、物流と公共交通機関はガラッと様変わりするでしょうから。

よく言われるのが、10年前に今のスマホを想像できたか?とか、30年前に今の携帯電話を想像できたか?とかですが、そういうワケで世の中なんて変わってないようで着実に変わってるし想像なんて出来ないんです。
そもそもゲストハウスだって5年前にこんなに日本中に増えて、地域おこしだつながりだとワケわかんない宿ばっかりキラキラ増えるようになって、東京や京都が供給過多で崩壊して1,000円台になるなんて想像した人いました?

そう先なんてわからないんです。5年後も分かんないんですから、シェアエコだって今はこんなに「シェアエコが普及しない理由」とやらを沢山並べられるけど、爆発的に普及してる可能性は無くは無いです。

普及すれば今まで否定的だった人達だって使いたくなって、更に普及しますよ。らくらくスマホが良い例です。

というわけでまとまりが無くなりましたが、シェアリングエコノミー、これから間違いなく来るでしょう。OYOなんてのも話題になってるし、人間の「住」って物の価値観も変わっていくかもしれません。宿業界だって民泊新法に胡坐をかいてうかうかしてはいられません。

私も時代にあらがえる所まで頑張って、宿に関してはシェア反対!民泊新法賛成!で頑張って、世論の風向きを見てヤバくなったら日和るように宿を畳んで次へとシフトしたいと思います。でも風向きによっては宿を増やすかもしれませんねぇ(笑)。

まあ結論は、未来は分かんないって事です!結論になってませんね。すいません!

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