今年も終わり…

2020年(令和2年)を振り返る?

今年はどんな年だった?

12月も後半ですね。今年もあと10日ほど。
2020年、あらためて振り返る…必要も無くw、現在進行形でヒドイ年ですね。来年もまだまだこのクソみたいな状況が続くんですよ。ほんと何の修行ですかね…。

今年の世相を表す漢字は「密」だったそうですが、新型コロナによるあれこれ、そしてアメリカ大統領選をはじめとする世界情勢などを見るに、密どころか今年ほど「分断」が国内外でハッキリした年は無かったんじゃないかと私は思います。
星占いでもナントカ座の時代だとか、今日も土星だか木星だかが接近だか何だかで次のフェーズへ入る星回りだそうですが、実際色々なモノを見ても、アメリカじゃリベラルがコロナ対策をし保守がコロナは風邪とか言ってどっちが反体制だか分かんない状況だったり、国内じゃ菅政権や維新に右も左も噛みついて、あの日本共産党がまさかの中国批判を展開したりで、今まで見られなかった新たな時代というか、流れを感じますね。

今年のウチの状況は…

私事に話を戻せば、今年は3月から再開予定だったゲストハウスができませんでした。原因は言わずもがなです(笑)。その後やるタイミングをズルズル逃し続け、今第三波で余計にできなくなってます(笑)。
そして8月に前のゲストハウスの建物を売りました。と同時に運良く物件を紹介してもらい、そのお金でそれを買いリフォームしました。
新たに購入した物件は前の物件と比べるとゲストハウスには向きませんが、一棟貸しはいけそうだなって感じだったんです。でもとりあえずは賃貸物件として定期的な収入とします。ゲストハウスも宙ぶらりんなのに一棟貸しまでやる気が起きませんで。賃貸よりは一棟貸しの方が収益は大きいんですけどね。
新型コロナ流行以降、今までなんとか毎月のキャッシュフローは赤字にならず済んでましたがカツカツでした。これでこの物件の入居者が決まれば少し楽になります。とは言えさらに先の事を考えると、なかなかに思いやられますけどね。

今のゲストハウスの方は長期休業ですっかり私の別宅のようになり、長期滞在者でもいるかの如く布団や私物が散乱し、片づけないとどうにもならなくなっています(笑)
休業をいいことにリフォームし直そうと思って手を付けてそのまま放置してる箇所もあり、これ営業する気あんのかよ…状態です。
てか「そろそろやるか?」って思ってた矢先にまたこの第三波。正直どうしようか…ですよ。いやゲストハウスそのものはやめませんけど、空気泊めてたってしょうがないんで、なんかしら建物を活用はしないといけないなと。別宅状態だったり、車庫&副業?の資材倉庫として十分活用っちゃ活用してんですけど、その辺片づけて何か活用しようと、これから作業に入る予定です。

コロナ下でのゲストハウス業界の現状

今年、あそこの宿こちらの宿、新規の宿から有名な老舗宿まで、いくつものゲストハウスが撤退されました。また営業中のまま同時に売り物件となっている宿もあったり、経営苦から補助金詐欺を行ったゲストハウスまでありました。

営業中のゲストハウスもこの現在の状況下への対策として、ドミトリーは次々と個室や貸切にされ、一棟貸切営業を積極的に受け入れ、Gotoトラベルなどというゲストハウスにはメリット薄い政策へ参画し、そのため営業スタイルや価格帯まで変え、今営業されているゲストハウスの多くが「もはやそれはゲストハウス、ホステルと言えるのだろうか?」という状況になっています。
去年までの私ならそんなのポプテピピック並みにブチ切れクソミソ言ったでしょう。正直今もその「現象」その物には一つも納得していませんが、流石にこの状況下でそんな事言えません。だってそうするしかないじゃないですか。私だって営業するしかないとなったらそうしたかもしれません。幸いウチは閉めてもキャッシュフローがマイナスにならなかったので閉めてるだけ、運が良かっただけ。
致し方なし、ゲストハウス原理主義は完全敗北です。

その一方、閉業ではなく臨時休業のまま、ひっそりと息をひそめているお宿さんもいくつかあり、その動向がとても気になります。おそらく私と同じで、この状況下にゲストハウスを営業する事についての色々な「想い」があるのだと推察します。
私自身としては、マスクして衝立たてて熱測ってビニールごしにゲストと話するような状況は無粋だと思いますし、そこまでしてやる位ならゲストハウスなんかやってもしょうがねぇよ…と今でも思ってるので、そういった宿々にも勝手に同様だと決めつけシンパシーを感じ、その動向はほんと気にしています!(笑)
まあ、ウチは頃合い見て、マスクくらいは折れて付けて再開しようと思いますが。客層も基本9割くらい日本人なんで、まあ皆さん普通にマスクくらいはしてくるでしょうし。
とは言えガチガチに感染対策とやらが求められるGotoトラベルなんかには当然参画しませんよ!(笑)
まあでも、ウチのメイン層であるバイク乗り自転車乗りもいない事ないけど減ってるようで、北海道のライダーハウスも閉業する所あるそうな。いずれにせよ、マスク付けて再開したところで果たして…ではありますけどね。

来年はこの状況が改善して欲しい!

去年は12月31日も1月1日も一棟貸しの予約あって働いてたけど、今年はのんびりした正月を迎えられそう、というか強制的にのんびり正月になりそうです。現在いくつか収入源はあれど、もうちょっと増やさないと生活は楽になりませんので、来年はその辺も頑張りたいですね。
てかワタクシ来年2月にゃ41歳、数えで42歳、厄年真っ只中となります…。前厄の今年はとりあえず何とか終わりそうです。来年も無事過ごしたい、もう健康で過ごせればそれでいいですわ(笑)
てか来年41歳、時間無いんすよ!早くゲストハウスやりたいんです!コロナマジ早く消えてくれ…なんです!
私ゲストハウスをいつまでもやってられる気がしないんです!始めた時は37歳でしたから考えもしませんでしたが、40過ぎて唐突に思うのです。私自身が50になってゲストハウスをやってるイメージが沸きませんで…。
50なんてもうあと9年しかないんですよ!50になったらゲストハウスではなく、なんかキラキラじゃなく落ち着いた田舎の古民家宿とかやりたいな…ってのはおぼろげにあったりしてまして。南房総じゃほんと至便な場所に古民家なんて無いから、古民家ちっくな改装になるでしょうけど。てかウチの実家が160㎡あって昭和54年築でピッタリだったりするんですが(笑)

てか今もそうなんですが、同世代に向けて宿やりたいってのありまして。どうしてもゲストハウスって、ある程度「若者」のイメージがありますからね。そうでなく、前にツイッターでちらっと投稿した時あるんですが、氷河期世代に刺さる、なんだかほっとできる場所を提供できたら…なんてのが裏テーマとしてあるんです。このブログでも過去に書きましたが、私ら氷河期世代っていい事何も無かったじゃないですか。そして今後も期待できないじゃないですか。なんかそんな中で、私ら同世代が落ち着ける宿なんかできたらな、という漠然とした「夢」と言うには大げさな絵空事描いてまして。
そんな次のステージへ私が行ければ、今のゲストハウスは若い子でヤル気ある人いたら譲ってもいいなとすらこのコロナでちらっと思ったりしたときもあったり。まあ夢ですから、現状は今のゲストハウスを考え動いていきますけどね。まだ今は40ですし(笑)。コロナのせいでなんだか「軸」がブレだして来てますよ(笑)

それでは皆様本当に今年はお疲れ様でございました。来年は皆さまも私も少しでも良い年になりますよう願って、本年最後のブログ更新を終わりたいと思います!

それでは良いお年を!