稲刈りが終わりました。ゲストハウスでも新米売りますが…

0

ウチの田んぼの今年の稲刈りが終わりました。

本日はゲストハウスをお休みしてウチの田んぼの稲壊しでした。

今時の稲刈りは、コンバインを使い一日で一気に終わらせるのが主流ですが、ウチはワラを使ったりあげたりするため、天日干し(ハサがけ)という昔ながらの方法で乾燥させてから収穫します。

稲刈り


稲刈りの時の様子です。ウチの稲刈り機(バインダー)です。ウチのバインダーは1条刈りといって、植えてある稲を1列しか刈れませんので、だだっ広い田んぼを歩く速度でテクテクと、何度も何度もぐるぐるぐるぐる回ります。超絶時間がかかります!

刈った稲は束ねられて、ぽーん、ぽーんと放り出されていきます。画像右側に投げ捨てられているのが稲の束です。

全部刈り終わったら竹で稲を干す柵(稲木)を作り、田んぼ中に散らばるこの稲の束を全部、拾っては掛け、拾っては掛けしていくのです。本当に面倒くさい。

稲の束を一輪車に山盛り積んで運んでは掛けて行きます。
稲の掛け方もただ掛けるだけでは無く、ちょっとしたコツがあります。


手前が掛け終わったところ。奥がまだ掛けていない散らばった無数の稲の束です。

掛け終わったら頭にビニールをかぶせ雨が入らないようにし、この状態で一週間ほど乾燥させます。

脱穀(稲壊し)

天日干しが終わったら、今度は稲を脱穀します。


ハーベスターと呼ばれる脱穀機を使います。ウチの機械はバインダーにしろ脱穀機にしろ、中古も中古、旧車の域の物です。


脱穀クラッチという、稲の束を引き込んでいく部分の操作レバーのロゴ、昭和レトロ感ありますね(笑)。


既に大分進んでいます。オヤジが一人で脱穀中。

ハーベスタ―に稲の束を差し込むと、米粒が袋に入り、ワラが投げ捨てられます。この右側に積み上げられているのがワラです。

大体この田んぼ1面でコンバイン袋25袋、精米した米に換算すると600kgくらい収穫できます。

片づけ


稲木を壊している私です。

竹はワラで縛ってあるので、カマで切ってほどき竹を片付けます。ビニールひも等だとゴミになりますが、ワラはそのまま放置すれば土に還ります。昔の人って頭良い!。

竹を全部片付けたら稲刈り終了です。余ったワラは燃します。勿体ない!

天日干し(はさ掛け)は超絶面倒くさいです

一連の作業、日焼けはするし、露出した皮膚は稲の繊維か何か知りませんが、まるでFRPを触ってしまった時のようにチクチクするし、アレルギー体質の人や肌の弱い人には出来ませんね。

長時間テクテクとバインダーを押しながら稲を刈り、しゃがんで稲を拾って稲木に掛けてを何度も何度も繰り返し、乾いたらハーベスタに何百本という稲の束を全部突っ込んで収穫し、30キロはありそうなコンバイン袋を何十袋も運搬機に乗せ、運搬機から軽トラに乗せ、稲刈り(はさ掛け)はかなりの重労働です。

そんなわけなので、今はこうして天日干し、ハサがけをして収穫する田んぼはほとんど無く、コンバインで一気に高速で半日程度で刈ってしまうのです。ただコンバインだと、ワラは粉砕され田んぼに撒かれるので、天日干しの時に出来るこの束のままのワラが貴重品なのだとか。

ウチも「来年こそはコンバインを頼もう!」と毎年言っているのですが、正月飾りを作ったり畑に使ったり、欲しいという人にあげたりするので、結局毎年この作業を繰り返すのでした。

ゲストハウスでも売りますが、売れ行きは正直悪い(笑)

昨年収穫したお米を、しばらく館山ウィールズゲストハウスでも販売しておりましたが、全然売れませんでした。興味を持ってくださる方は大勢いらっしゃったのですが、欲しいけど持って帰れないと。そりゃそうですよね、一人旅のライダーやバックパッカーが3kgや5kgもある米袋をしょって帰れませんよ。戦後の闇市の帰りじゃないんですからね(笑)。

減農薬で天日干し、殺虫剤不使用、何より生産者が販売しているので、安心してお召し上がりいただけるお米だとは思うのですが、かといって通販にすると送料がかかるので近所のスーパーで買った方が良くなっちゃうだろうし、グラム単位の小分けの袋も考えたのですが、大きな袋も小さな袋も値段は変わらず、そうすると袋が高いので米が少なくても値段は上げざるを得ず、良い方法が無いかなぁ、と思案している次第です。
最近はペットボトルに詰めて販売されているお米もあるようなので、それが一番良いのかな、と検討中です。

もしご宿泊の方でお米をご希望の方いらっしゃいましたら、ご予約時にお申し付けくださいませ。3kg 1000円 5kg 1500円でご用意できます。

田舎でゲストハウス経営、田んぼで米作り、なんて憧れる都会の人は多いでしょうし、そういった目的で移住する人もいらっしゃるでしょうが、ゲストハウス運営も農業も、この通り超絶面倒で実入りは少ないです。やってる人間から言わせてもらえば、おすすめしませんよ(笑)。お米は買って食べるのが楽で一番です(笑)。

0